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心にうつりゆくよしなしごとを、ただ綴っていたいだけです。

わたしが東大大学院に合格するまで(1) 〜大学院受験を決定するまで〜

タイトルにもあります通り、私は今年東京大学大学院の合格をいただいたので、春から進学する予定です。流されるがままふわふわと生きてきたかつての私が予想だにしていない結果となりました。

 

すごい昔に遡ると、実は大学受験で東大を検討した時期はありました。どっかの知恵袋で「東大に行ったら体育がない」と見て志望してました。当時の学力も合格射程圏内だったんで2次試験対策もしてましたが、センターでいまいち点数が取れず諦めることとなりました。

 

そうなって、ここで初めて自分が何に興味があるのかについて自分と向き合うことになりました。『都市』、そう、私は都市に興味があったんです。青春18きっぷを使って旅をしてると、その駅それぞれの個性を発見すると思います。あまり知られていない素敵なまちの魅力を発見・発信していきたい、そこで横浜市立大学の国際都市学系を志望しました。

 

横市での生活は本当に楽しいことばかりでした。沢山の素敵な人に出会えたんです。

大学一年生の時は、みなとみらいでワークショップを開催したり、夏休みの一ヶ月強メルボルンを訪れたり、長岡市で農業体験をしたり、県の起業家育成プログラムの一環でまちづくりイベントを企画し開催してました。

大学二年生の時は、ゼミに所属してプロジェクトに携わったり、スマートイルミネーションで作品を展示したり、ビジネスコンテストで入賞したり、またお土産屋さんでのアルバイトを始めて各地の名産品の販促をしてました。

大学三年生の時は、週6のダブルスクールを頑張る以外に、建築や都市計画のワークショップに参加したり、委員会の役員を務めたり、市民観光ガイドとして他県の人々に横浜の魅力を発信してました。

大学三年間に携われた活動の概要です。学生の身分で責任ある仕事を任せてもらえた事、多くの貴重な経験をさせていただけた事に感謝します。

 

大学生活をエンジョイしてる間に、とうとう大学四年生が近づいてきました。そう、就職活動です。

 

私は元来大学院に行く事はあんまり望んでませんでした。というのも昔から早く結婚して家庭を持つ事が幸せだと考えてたからなんです。大3の夏くらいから就活をのんびり始めましたが、その時は民間企業、特に鉄道・航空系を見てました。

 

しかしダブルスクールをしているうちに、もっと勉強したいという深層心理に気づき始めました。学部での学びや経験を実務で還元する事が私にとっての就活の軸でしたが、第一志望の会社へのOB訪問から修士卒という価値の高さを感じました。またコロナ禍の就活がとても不安だったことも重なり、院進を決意しました。