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心にうつりゆくよしなしごとを、ただ綴っていたいだけです。

10月の読書録&TICPOC公開シンポジウムに出席して

とうとう11月に入りました。肌寒さが身に染みます。

先月の読書量は研究関連書も含めて20冊です。最近研究の意義とは何か考えるために犯罪精神病理すなわち精神医学関連の本も頑張って読むようにしています。エランベルジェ著作集というのは読むのに1週間くらいかかりましたね...

私の研究は1960年代あたりに勃興したシカゴ学派に依拠してるものですが、犯罪学の起源であるロンブローゾ(諸説あり?著作集の中で議論してましたが)は精神医学の出身ですので。温故知新の心を忘れないでいたいです。

 

そして、本日は犯罪被害についての講演があるということで第5回TICPOC公開シンポジウム@東大伊藤謝恩ホールに出席してまいりました。講演やインタビューを通して、犯罪被害者の孤独・孤立を防ぐことが大事だと改めて感じました。性被害とPTSDをはじめとした精神疾患発病の関連はよく聞く話ですが、詐欺と妄想(貧困妄想)出現には関係があるのでしょうか?

 

修士論文提出日も迫ってきているので、より一層研究に注力しようと思います。